ゴハンちゃんと食べよんかえ

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

ぎゃはははは。音楽特性としてのデスメタルとはちと違うけど、とってもメタルで笑いっぱなしでした。
Track 2の「PV」が一番ツボでした。お母さんのメールののどかさと絵とのギャップがたまらなく愛しい。蝙蝠食ってるコマにお母さんの「ゴハンちゃんと食べよるかえ」がオーバーラップするよ。笑わずにいられません。
バリバリアクティブなメタル者にはちとキツい（バカにされてると思う可能性がなきにしもあらず）かもしれませんが、魂の片隅にいつもメタルの情念がたぎってる「メタルも好き」な方にはとてもおすすめできますですね。
ちなみに主人公のクラウザーII世のギターは、「でこぴんロケット」ギタリストの釘宮円といっしょのギブソンSGなのがちょっと面白いと思いました。
釘宮はおそらく元プリンセスプリンセスの中山加奈子がSG（グレコのだけど）使ってたイメージで採用したんだと思うのですが、クラウザーさんの元ネタはわからんです。貰い物だから考えても仕方ないんですが、ペッパー・キーナンあたりなんでしょうかねえ。むっちゃベタにアンガス・ヤングなのかもしれないですが。赤っぽいからトニー・アイオミはないでしょうし。この辺は地雷っぽいのでこのあたりで。
通訳とかいちいち笑えるとこが多いですし、２巻も本当に楽しみですわ。