139時間目を読みました。

朝5時起きして読んでました。一読後の印象はセーブポイントについた、って感じかな。
バトルとかなかったですが、エキサイティングでしたよ。

二人の分析家、長谷川千雨長瀬楓

分析家って言い方が正しいかどうかわかんないですが(笑)、現状把握にやっきな千雨と戦術面を冷静に分析する楓の組み合わせがすばらしいな、と。ほとんど何もできない桜咲刹那とは対照的。剣士の人にそれを求めるのは酷なんですけどね。ネットアイドルと忍者、双方とも冷静が現状把握が求められる職種だけになっとくの配役でありました。

ガンちゃんの見せ場がいっぱい

黒人アクターさんが好きなので、ガンドルフィーニ先生の大演説はちょと嬉しかった。魔法ってヨーロッパが本場のイメージ強いんで、アフリカ系(でいいんですよね)のガンちゃんは苦労したんじゃないかと思います。すんごい芯が強そうですもんね。この芯の強さは、実質的にはメジャーリーグ初のアフリカ系プレイヤーであるジャッキー・ロビンソンを連想させます。メジャヲタ話でごめんね。

タイムマシンは市販品なのか

ストーリーにかかわる点で気にかかることは「説明書によると」学祭期間中しか使えない、というところ。超鈴音が渡した説明書を真に受けすぎるのもどうなのか、と思ったり。彼女がタイムマシンを作ったわけじゃないだろうし、ちょっとうがちすぎだとは思うのですが。

個人的には過去に戻って事件解決という安易な手段はとってほしくないのだけれど、「ネギが超の味方についていたら」どういった展開になってたかも見てみたい気がします。

高畑先生とか強制認識魔法とかオコジョとかメイのインタビューとか指パッチンの人とかそもそも超は今どこに、とか肝心なとこは全部スルーしてますね。すみません。

強制認識魔法は近衛木乃香の力でなんとかなりそうな気もするんですがね。無理やり認識を換えさせられてるわけだから、どっかにひずみが出るはずで、それを癒す魔法というか。

しかし小さな小さな変化を寄せ集めて大きなうねりを起こすって、梅田望夫さんの「ウェブ進化論」みたいな話だなあ。