買った
バットマン:テイルズ・オブ・デーモン (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
- 作者: Dennis O’Neil,Neal Adams,石川裕人
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2005/05
- メディア: コミック
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個人的にはバットマン:イヤーワン (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)より楽しめました。ストーリー的にはイヤーワンの方が絶対にすごいんですけどね。
こっから自分語りというか妄想。
一回の行為というか、「読む」とか「見る」って行為には、把握できる情報量の限界みたいのがあるんじゃないかな、なんて思ったりしてます。
きっかけはアニメソングなんですが、テレビで見てたときは嫌いだったテーマ曲が音楽だけ聴くとすごく好きになっちゃった経験がありまして。わたくしのケースではルパン三世のテーマ曲がそれでした。テレビで聴くときはものすごく嫌でオープニングだけ音消したりしてたんですよね(笑) それが有線とかで音楽だけ聴いたらえらく好きになっちゃって、カラオケでも絶唱してたり。なんかえらい不思議な感じでしたんですが、納得できる結論探してたら、文頭のような結論に。そんなにとことんアニメ見てる人じゃなかったんで、スキルが磨かれてないってのもあるのかもしれないですけど。
今回のアメコミ2冊読んでの感想も、アメコミ特有(ってわけじゃないか)の絵の情報量の多さが、ストーリーそのものを楽しむ障害になっちゃってるというか。目から入ってくる刺激を消化するので手一杯で、物語を楽しむ部分までいけてなかったんですね、「イヤーワン」については。
多分、漫画を読むスキルの高い人は必要以上の絵から来る情報をフィルタリングできるんだと思うんですが、わたくしみたいな経験値低い人間はそこまでできないんだろうなあ、と。
大好きな「影武者徳川家康」が漫画になったときは、ストーリーがえらいあっさりしていて、まいったなあ、なんて思ってたんですが原哲夫さん一流の「調整」だったんだなあ、なんていまさら気づいたり。
てめえが馬鹿なだけじゃねえか、なんて書いてて思ったりしたんですが、こういう奴も存在するということで。